食育『お米をつくろう!』


 週3時間あった「総合的な学習の時間」が,今年から広島市は「ひろしま型教育カリキュラム」により,英語科(週1時間),言語数理科(週1時間),総合的な学習の時間(週1時間)に変更になりました。
 本校の5年生は総合的な学習の時間で,食育をテーマにかかわることになりました。

 
 

第1時は…
 和食である「天ぷらそば」も,実は今では輸入に多くの部分を頼らなくてはならないことを学びました。
 食料自給率にも触れ,社会科の「食料生産とわたしたち」の発展学習となりました。

 それでは,自分たちも食料生産に参加してみようと,地域の方の協力を得て田を借り,お米を育てることになりました。

そして…                             
田植え体験


先ずは出会いと説明会

 私達のために,この日は朝早くから,準備をしてくださっていました。  協力してくださる方々の紹介の後,田んぼと植え方の学習会。5年生の子どもたちは,初めてのことなので真剣に話を聞きました。  これが稲の\。初めて手にとり,「これで,本当にたくさんのお米になるの?」  ここでクイズです。この色のついたひもと棒は手植えのために必要な道具です。さて,どうやって使うのでしょうか?  もう一枚の田は,田植え機で。資料集で見た機械をを実際に目の前で見ることができました。


いよいよ,田植えに挑戦!

 真ん中に2列で並び,スタート。後ろに下がりながら植えていきました。  数本ずつはぎとるようにとって…。  指でつまんだまま,土の中へずぼっと植えます。植え方が浅いと,浮き上がってきます。しっかり!  習った通りに,できるかな?1回に自分の目の前4〜5本を植えて,一歩下がります。
 見よ!なかなかうまい! 


 クイズの答えはこちら。
 田の両端に棒を立て,間にひもを張ってその向こうへ植えるのです。このひもには植える位置に印があるので,縦も横もそろうのです。
 形は異なりますが、これは社会で習った給水栓です。  さあ,あと少し。あぜ道までたどりついたらゴールです。がんばったね。  上手に植えられています。ぷかぷか浮いている稲もありません。
 お世話になった方々にお礼を言って学校に帰りました。
 地域の方々のおかげで無事田植え終了。泥の中に入るのをためらった子どもたちもいましたが,貴重な体験ができました。
 実はこの田は,教室の窓から見えるのです。成長をずっと見守ることができる絶好の場所を借りることができ,感謝しています。私たちは数回の草取りや観察をしますが,実際の大変なお世話は地域の方にお願いすることになります。どうぞ,一年間よろしくお願いします。

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